ついにバスキア展が日本の東京・六本木ヒルズにやってきた。日本で初開催かつ日本オリジナル仕様(メイド・イン・ジャパン)とういうことで行ってみた。
少し混んでいましたがバスキア展行ってきました!前澤さんの123億円の作品も飾られていました。撮影できる作品は限られていますが十分に楽しめますね。 #バスキア展 #六本木 pic.twitter.com/9qJ3WZYuTj
— DAIKING@ガジェットブロガー (@DaikiUehara3) October 5, 2019
開催場所 | 六本木ヒルズ森アーツセンター(六本木ヒルズ森タワー52階) |
開催期間 | 2019年9月21日(土)〜11月17日(日) |
時間 | 10:00〜20:00(最終入館は19:30) |
入場料 | 【当日券】一般2,100円、大学生・高校生1,600円、4歳〜中学生1,100円 |
日本初開催となるバスキア展。世界各地から集めた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された日本オリジナル仕様の展覧会。
もくじ
バスキア展とは:日本初となる大展覧会・世界中から130点以上を集結
「バスキア展 MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)」は世界中から集めた約130点以上のジャン=ミシェル・バスキアの絵画・オブジェやドローイングが展示される日本オリジナル・日本初の本格的な大規模展示会。
特別協賛企業として株式会社ZOZOが参加。代表取締役を辞任した前澤友作氏所有の123億円で落札したバスキアの絵画も展示されている。
1980年代のアートシーンに、彗星のごとく現れたジャン=ミシェル・バスキア。
わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた2,000点を超すドローイングと1,000点以上の絵画作品を残しました。その作品は、彼自身の短い人生を物語るかのように、非常に強烈なエネルギーであふれているだけでなく、20世紀のモダニズム美術の流れを踏まえ、ジャズやヒップホップ、アフリカの民俗や人種問題など、黒人画家ならではの主題を扱っています。そのため、没後ますます名声が上昇し、今や20世紀美術最大の巨匠の一人として確固たる地位を占めるにいたりました。
本展では、バスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハート氏が、こうしたバスキアと日本との多方面にわたる絆、そして日本の豊かな歴史や文化がその創作に及ぼした知られざる影響を明らかにします。世界各地から集めた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された、日本オリジナルで、日本初となる本格的な展覧会です。
バスキア展六本木メイド・イン・ジャパンへ実際に行ってみた
チケット料金は一般で2,100円と他の展示会よりもすこし高め。3階でチケットを購入しての52階へと向かう。エレベーターに案内してくれるので心配する必要ない。
バスキア展六本木メイド・イン・ジャパンは少し混雑していた
六本木来たけど結構並んでますね。40分待ちの模様です。割と進んでるのでそこまで待つ必要は無さそうです。 #バスキア展 #六本木 pic.twitter.com/q3btEnYkYA
— DAIKING@ガジェットブロガー (@DaikiUehara3) October 5, 2019
気になる混雑具合だが、訪れたのが土曜日の15時頃と言うこともあり列が。入場まで40分待ちとの表示だったが実際には割とスムーズに行けたので20分ほどで入場できた。
平日であれば普通に並ばずスムーズに入りやすいのでは。
バスキア展六本木では音声を聴きながら楽しめる
入場すると携帯音声レコーダーが一人一人に手渡され、作品の横に書かれている番号を押すと音声ガイドが流れる。
音声は女優の吉岡里帆さんが担当し、作品の背景などを知れるのでなかなか良かった。
バスキア展六本木で現れた前澤氏所有の123億の絵画
バスキア展の作品は写真OKマークがあるのみ撮影が可能。まずは今回の目玉とも言える話題の前澤友作氏所有のこちらの絵画。
青いバスキアと一緒に暮らしてみました。約2ヶ月の短い同棲生活でしたが、癒され圧倒され毎日毎日違う発見がありました。9月21日からの『バスキア展』に出展されるため、今日旅立っていきましたが、展覧会での活躍を心から願っています。いなくなるとめちゃくちゃ寂しい?https://t.co/zpIn4sP8pf pic.twitter.com/f4ebKsq6nO
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 6, 2019
オークションで123億円で落札されたことから話題となった絵画だ。実際に観るとかなり迫力ある。
この作品は特にガラスケースなどに入れられている訳でもないので、かなり真近で観ることができた。
バスキア展六本木のナポレオン
彼が活動していた80年代はバブル経済の真っ只中で日本が注目されていたり、日本での滞在経験から少なからずバスキア自身に影響を与えていたようだ。
展覧会のタイトルになった「MADE IN JAPAN」やこちらの絵にも使用されてる「ONE MILLION YEN」(100万円)など日本の文化が取り入れられていたのには驚き。
バスキア展六本木のオニオンガム
個人的に良いなーと思った、『オニオンガム』という作品。こちらにも右上に「MADE IN JAPAN」の文字が。
今回の展示会の名前はこちらの絵から取られたそうだ。
1980年代は日本の質の高い電化製品や、オモチャなどに書かれた日本製を表す「MADE IN JAPAN」。バスキアが時代の波をを取り入れていたことが伺える。
バスキア展六本木では珍しいバスキアの自画像も
ほとんど自画像を書かなかった言われるバスキアの自画像(左)も。
バスキア展六本木の炭素・酸素
こちらは炭素・酸素とう作品。車やビル、ロケットなど時代背景を感じるものが多数描かれている。右上には五重の塔も描かれているのが興味深い。
バスキア展六本木ではバスキアのドローイングやメモ書き・ノートも多数あった
こちらはバスキアの殴り書きのドローング。写真には撮れなかったが、他にもバスキアのノートやメモ書きも多数展示されていた。基本的に暗号のような書き方で、観ているだけでも色々と考えさせられる。
バスキア展の限定グッズももちろん買えます
最後にはおきまりの展示会の限定グッツもたくさん売られていた。僕はちなみに『オニオンガム』ポスターを購入した。
まとめ:バスキア展六本木は割と楽しめた
なんだかんだ全部見て体験すると1時間くらいだろうか。バスキアの絵は綺麗なアートいうよりかは子供心溢れ、遊び心を忘れない感じが良いなあと。
でもよく観るとその当時の政治問題や社会情勢を表す言葉とかも入れられていたり、色々と考えさせられるなあ。感性が広がった。
開催場所 | 六本木ヒルズ森アーツセンター(六本木ヒルズ森タワー52階) |
開催期間 | 2019年9月21日(土)〜11月17日(日) |
時間 | 10:00〜20:00(最終入館は19:30) |
入場料 | 【当日券】一般2,100円、大学生・高校生1,600円、4歳〜中学生1,100円 |
日本初開催となるバスキア展。世界各地から集めた約130点の絵画やオブジェ、ドローイングで構成された日本オリジナル仕様の展覧会。
すでに終了していますが、前回開催されて好評だったピクサー展もどうぞ。次は大阪で開催予定とのこと。
▶︎【終了】ピクサー展2019六本木ヒルズに行ってみた。割引・アクセスなども解説