OnePlusの最新モデル「OnePlus 6」が発売されました。OnePlusといえば高スペックで価格は抑えめの、コストパフォーマンスの高いスマートフォンで有名な中国企業。
最近ではiPhone XやHuawei P20 Proなどのスマートフォンは10万円を平気で超える時代。その中で529ドル(約59,000円)という価格の「OnePlus 6」はどうなのか、実機でレビューしてみます。
今回は特に「The Speed You Need(あなたが必要とするスピード)」という言葉の通り、読み込みスピードにかなり焦点を当てて開発したことが伺えます。滑らかさを追求。 >>>EtrorenでOnePlus端末を購入

OnePlus 6 箱から開封レビュー!

白いパッケージに、OnePlusのお馴染みのロゴマークに6の文字が刻まれています。シンプルでかっこいい。

「The Speed You Need(あなたが必要とするスピード)」という印字!これは楽しみ。

シンプルなOnePlus 6の文字。シンプルさを追求しているのは変わらない、OnePlusの特徴です。

6.28インチ大画面の縦長な本体が特徴

パッケージを開けると、おなじみの赤いパッケージとOnePlus 6本体が登場。

6.28インチの大画面ディスプレイですが、意外と手にフィットしてびっくり。GalaxyS9のように少し背面の側面(エッジ)に傾きがあるので、大きいのに持ちやすい。本体は思ったより縦長いです。

Mirror Black(ミラーブラック)という名の通り、鏡のように映り込む黒色デザインで1600万画素・2000万画素デュアルカメラ搭載。かなり鏡面な印象です。

背面デザインも「Designed by OnePlus」という文字のみでシンプル。ここはiPhoneに寄せてきてます。

そしてお馴染みのロゴマークと指紋認証も搭載しています。ちなみに本体は両面ともゴリラガラス5を使用したセラミック素材で覆われており、他社のフラグシップスマホと比べても何ら遜色ありません。

そしてHuawei P20やGalaxy S9などのAndoroidスマホでも無くなってきた、絶滅危惧種のイヤホンジャックはついています。個人的にはワイヤレスな無線推進派ですが、音楽は有線派の方には朗報ではないでしょうか。

そしてOnePlus 6の特徴はこの側面のボタン。実はスリープ・ミュート(音を完全に出さない)・すべて解除(通知音などあり)の3段階をこのボタン一つで切り替え可能。
この一つのボタンで3段階の切り替えは今までなかったので、これからスタンダードにしてもいいと思えるくらい便利です。

ただMirror Black(ミラーブラック)の場合は、直接触ると指紋が目立つのはデメリットですね。気になる方は、ケースを付けるなどしたほうが良いと思います。
6.28インチの大画面有機ディスプレイは視認性バツグン

大は小を兼ねると言いますが、まさにOnePlus 6がそれ。2280×1080ピクセルの6.28インチ有機ELディスプレイは綺麗かつ、大画面の素晴らしさを感じさせてくれます。

左がOnePlus 6、右がiPhone X image from : tomsguide
普段はiPhone Xを使用していますが、それよりも画面の大きさをかなり感じました。同じノッチデザインですが、OnePlus 6のノッチ((画面上部の切り抜き)は小さめになっています。

今年流行の全画面ディスプレイに、ノッチ(画面上部の切り抜き)デザイン。壁紙が未来を感じさせます。

黒いノッチ部分には、顔認証を搭載。指紋認証、パターンロックを含めると3つの方法でロック解除が可能です。
ただし顔認証はiPhone Xのような3D認証(顔の深度を測る)ではないので、セキュリティ強度はそれほど強くないので注意が必要です。ですが顔認証のスピードはかなり早くて便利。

ただ画面の下部にはGalaxy S9のようなベゼル(画面の黒い縁)があります。価格を抑えるためのコストカットかもしれませんが、どうせならベゼルを狭くしてより大きい画面にして欲しかった。
上部のノッチは設定で隠すことも可能

この切り抜き(ノッチ)が気になるあなた用に、設定で隠すこともできます。設定のノッチディスプレイから、ノッチを隠すを選べばいいだけ。表示は英語になっていますが、もちろん言語も日本語に対応していますのでご安心を。

個人的には画面が狭く感じてしまうので、ノッチを隠さないほうがオススメですが知っておいて損はないでしょう。
スマホゲームや普段使いで大画面が活躍

スマートフォンを持っている大半の方は、ゲームアプリを楽しんでるのではないでしょうか?


OnePlus 6の 6.28インチの大画面ディスプレイでゲームをプレイすると、臨場感バツグンでゲーム好きには特にオススメだと感じました。

PUBGや荒野行動などの比較的重めのゲームでも、問題なく快適に動作します。あと単純に画面が大きいのはアドバンテージになりますね。

また多くのアプリを動かしても、全く重くなりませんでした。Qualcomm(クアルコム) Snapdragon 845を導入しパフォーマンスが30%アップしたのにも関わらず、消費電力は10%削減されています。
RAMも6GB(8GBモデル)もあるので、かなりサクサクした動作で引っ掛かりを全く感じません。OSもAndroid 8.1ベースのOxygen OSと、ピュアなAndroidに近くシンプルな印象を受けました。

OnePlus6ではAndroid Pのようなジェスチャー操作になりました。iPhone Xのようなジェスチャーコントロールができます。これは直感的に操作できるので好印象。
例えば画面中央を下からスワイプするとホーム画面へ戻る。右か左側を下からスワイプすると、戻るなどかなり直感的に使えます。Android Pの先取りしてます。

アプリなどもGoogleが推奨している立体感の無いフラットデザインを採用しており、かなりシンプルで見やすくイマドキで先進的な印象を受けます。

Googleマップを見てもこの表示率。大画面で綺麗な有機ディスプレイで、色々とはかどりそうです。
フラッグシップスマホにも負けないデュアルカメラ性能

背面カメラは1600万画素 + 2000万画素のデュアルカメラ。どちらもf値は1.7を採用。また動画は60fpsの4K撮影や毎秒480フレームのスローモションにも対応しました。

背景をぼかすことができるポートレートモードで、一眼レフのような写真を撮れたり、

面白いと思ったのは縦長の19:9の画面幅いっぱいで撮影することが可能で、SNS(インスタ・ツイッター)などの縦画面に良さそうです。
写真は正直かなり綺麗です。iPhone XやGalaxy S9などのフラグシップスマホに勝るとも劣らないという印象でしょうか。ただ暗所撮影には少し弱く、ノイズが目立つ気がしました。
以下は作例です。



OnePlus 6まとめ

◆ OnePlus 6の良いところ
- 6.28大画面のディスプレイは臨場感バツグン
- シンプルなデザイン、操作性
- ハイスペックでサクサク操作できるが、価格はiPhone Xの半額
◆ OnePlus 6のイマイチなところ
- ステレオスピーカーは下部のみ
- 防水規格はクリアしていない(OnePlusいわく生活防水程度)
- ワイヤレス充電には非対応(ただし30分で1日分の高速充電に対応)


iPhone XやGalaxy S9やPixel 2とかのフラッグシップスマホと比べると全てが詰まっているわけではありませんが、このハイスペックで5万円台〜はさすがOnePlus。
この価格帯でこれ以上のスマートフォンは正直ないです。それくらい完成度が高いし、デザイン、カメラ、スペック、OS(スマホの中身)どれを取ってもバランスの良い、というか素晴らしいレベルのAndroidスマートフォンだと思います。即買いレベル。
これだけの機能で6万円台は安すぎとしか思えません。購入先&端末詳細は以下からどうぞ!
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ちなみに日本未発売の製品が手軽に海外から購入できるのがEtoren(イートレン)です。何かあった時の日本人スタッフによるサポートや12ヶ月の製品保証もあり、注文から早いとだいたい3-5日ほどで届きました。香港を拠点としているため早く届きます。
また大きいのは日本国内に提携サービスセンターがあること。例えば修理依頼をするとき本体を香港へ送る必要はなく、Etorenでは日本国内の提携サービスセンターへの発送で済みます。
