北欧のデンマークデザインのスタイリッシュなノイズキャンセリング Bluetooth ヘッドホンがやってきました。
デンマークの老舗オーディオメーカー「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)」が展開するカジュアルシリーズ「B&O PLAY」。
デザイン性の高いノイズキャンセリング機能搭載の Bluetooth ヘッドホン『Beoplay H9i』が3月1日に発売。
ありがたいことに商品を提供して頂き、1ヶ月ちょっと実際に使ってみました。
外観はもちろんノイズキャンセリングや音質は実際どうなのか?レビューしていきたいと思います。
デンマークの老舗オーディオメーカー「Bang & Olufsen(バング&オルフセン)とは
バング&オルフセンは、1925年にデンマークで創業したオーディオ・ビジュアルブランド。
特にフリーのデザイナーより製品が作られ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションに18の製品が展示される等、その高いデザインと機能性は世界でも高く評価されています。
創業から「常にマジカルな体験でお客様に感動をお届けする」ことを企業理念として掲げ、たしかな技術、クラフツマンシップ、時代を越えたデザイン、そして人間工学に基づいた快適な操作性を融合した製品を世に送り出してきました。
また、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションには18もの製品が展示され、機能美を追求するブランドとしても高い評価を得ています。
まずはB&O外観レビュー。洗練された北欧デザイン
北欧の有名デザイナーであるヤコブ・ワグナー氏がデザイン。洗練されたデザインでファッションアイテムとしても映えそうです。
まるで高級ソファーのような質感。
こちらのふわっと丸いイヤーパッドには、ラムスキンレザーという子羊の革が使われています。装着するとふわっと耳を包み込んでくれるような感覚です。
このイヤーパッドがかなりアクセントになっておりオシャレに感じます。B&Oとロゴが入っている部分は金属(タッチセンサー搭載)でイヤーパッドとの間はグレーのプラスチック素材。
このプラスチック素材とステンレスのような金属素材のコントラストが良い味を出しています。
右耳部分に電源のON/OFFボタンスイッチ。接続端子は充電用のUSB Type-Cと有線接続できるものを備えています。
ヘッドホンの接続端子はMicro-USBが多い中、USB Type-Cを採用しているのは流石だなあと感じました。他の端末と端子共有できるのは「Beoplay(B&O) H9i」の強みですね。
ヘッドホンの内側にはL(左耳)とR(右耳)と分かりやすく書かれていますね。
全体的にナチュラルなトーンで一緒に持ち運びたくなる、もはやヘッドホンというよりかは「ファッションアイテム」。
ヘッドバンドには本革を使用で溢れるクラフトマンシップ
細かいところを見ればみるほど、クラフトマンシップ(職人の技巧)が感じられます。本革の質感や縫い目などはさすがバング&オルフセン。
ヘッドホン本体とヘッドバンドの接続部も光を当てると、磨かれた跡がみえデザインナーと職人のこだわりを感じることができます。
ヘッド部分はグレーのメッシュ素材のようでクッションが少し入っており、感触は良いです。使用してみて、少し気になったのは汗などの汚れがつくと多少目立つこと。
首元にかけるために汗をよくかく夏場など、長い間使うと汚れは目立つかもしれません。
タッチセンサーコントロールや外音取込みなど最新機能を搭載
「H9i」がすごいのは高いデザイン性だけではない。ON/OFF以外のボタンはなく「タッチコントロール」で操作できたり、耳から外すと自動的に音楽再生が止まる「インテリジェンスセンサー」など最新機能も詰まっている。
ここでは主な3つの機能+ノイズキャンセリングを紹介、そして実際の使い勝手もレビューしていきます。
①タッチセンサーコントロール
イヤホン右側のアルミ部分をタッチしたりなぞることで、音楽の一時停止や音量の調節が可能。コンセプトとしては未来的で、非常に良いと思う。
しかし実際に使用してみると反応したりしなかったりと、非常に不安定で感度が悪い。急に音楽が停止したりと残念な感じ。安定していたのは、音楽の一時停止と再生くらいだった。
コンセプトは良いので、ここはアップデート等で改善してもらいたい点。
②Transparency Mode(外音取り込み機能)
ヘッドホンを装着したままでも外部の音が聞こえる機能。実際あんまり使う機会は無かったですが、機能としてはしっかりと音は聞こえたので優秀でした。買い物でお会計するとか、話しかけられた時に使うんでしょうか。
しかしTransparency Mode中は音楽再生ができないため、ここも改善してもらいたいですね。
③インテリジェンスセンサー
ヘッドホンを耳から外すと、自動的に音楽が停止する機能。これは意外と便利でした。話しかけられたり、お会計の際に外す時に活躍。
これも反応しないときがあったり、外すとすぐ停止というよりかは少し(数秒)経ってから止まる感じでした。ここも改善の余地はありそう。
やはり目玉機能はノイズキャンセリング
僕が使用してみて一番良かった機能は「ノイズキャンセリング」。BOSEやSONYのヘッドホンと比べても遜色ないレベルまで来ました。今までノイズキャンセリングのヘビーユーザーではなかったのですが、通勤の際や街中で使うようになりました。
思っている以上に「音からくるストレス」というものは大きいもので、電車や街中を歩いていると騒音や聞きたくない話も耳に入ったりします。それがストレスフリーになるのは大きい。特に通勤している方にはオススメ。
さすがに100%カットとまではいきませんが、H9iを外すと「こんなにうるさかったのか!」と思うほどです。正直これだけでも買う価値はあると思いましたね。
B&O H9i は高級ではあるが、1つは欲しい一級品
価格は5万円弱とノイズキャンセリングヘッドホンの中でも高価なうちに入りますが、所有欲を満たす高いデザイン性と質感・材質、最新機能。そしてこの見た目だけではないノイズキャンセリングの性能と音質。
新たな相棒がまた増えました。