東北をぐるっと回る旅をしてきた。あまり北の方へ行くことがなかったので新鮮だ。秋田を訪れたのだが、秋田といえばきりたんぽと稲庭うどん。
超老舗「佐藤養助」の総本店が山奥にあるということで、行ってみた。
住所 | 秋田県湯沢市稲庭町字稲庭20 |
電話番号 | 0183-43-2911 |
営業時間 | 11:00 ~ 16:00 17:00 ~ 21:00(LO 20:00) |
予算 | 1000~2000円(1人) |
駐車場 | あり |
万延元(1860)年に創業された稲庭うどんの老舗。伝統の味は手作りにこだわり、喉越しの良い食感が特徴。総本店では工場見学と手作りの稲庭うどんも体験できる
万延元年に創業された稲庭うどんの老舗「佐藤養助」とは

佐藤養助は万延元年(1860年)に創業され、宮内省より御買上げや数々の賞も受賞している老舗。
材料の選定から出荷前の検品まで、「稲庭干饂飩」は手抜きを許されない完全なる手作業で製造。150年以上子から孫へ伝えられ守り続けてきた伝統の技が、適度な歯ざわりとつるりとした感触のうまさを作り出している。
佐藤養助の総本店(別館)に行ってみた


稲庭うどんの伝統はここからはじまった。秋田県湯沢市稲庭にある総本店を訪れてみた。静かな山奥に大きな店舗があるのでびっくりだ。
実はこちらは以前の総本店(別館)で、すぐ近くに新しくできた「現在の総本店」もある。そちらで工場見学や稲庭うどんを実際に手作り体験も可能。こちらもおすすめだ。


入り口には伝統を感じられる置物が置かれていた。入り口からして伝統ある本物の空気感が漂っている。
佐藤養助の総本店の別館は江戸時代にタイムスリップしたよう


江戸時代にタイムスリップしたかのような店内。もはや時代劇のセットようだ。掛け軸など雰囲気はなかなか良い。

江戸時代から明治の人々も同じような景色で稲庭うどんを食べていたのだろうか。
佐藤養助のおすすめ人気メニュー

メニューはなかなか豊富で、中にはタイカレーのつけうどんまである。人気なのは味くらべと炊き込みご飯がついたもの。


おしぼりとお茶がテーブルへ。おしぼりにこんなに伝統の重みを感じたのは初めてだ。

江戸時代へタイムスリップした感覚のまま、稲庭うどんができるのを待つ。
佐藤養助の味くらべ稲庭うどんを食べてみる


高級感のある器と黒いお盆に乗せられて稲庭うどんがやってきた。ちなみに「味くらべ」は温・冷の両方の稲庭うどんを食べ比べられるメニューだ。


天かすや漬物(いぶりがっこ)でさえ厳かに感じる。というか漬物が美味しすぎる。

一口食べると喉越しが良くスルッと心地よく口の中へうどんが入ってくる。初めて稲庭うどんを食べたが美味い。程よくコシもある。


少しすると冷たいうどんも運ばれてきた。こちらは温かいものよりもさらにツルッと口に入れられ、稲庭うどんの本来の味をより楽しめる気がした。夏に食べれば最高だろう。

一緒に行った友人は納豆かけうどんを注文していたが、こちらも美味しそうだった。色々とメニューも多いので食べ比べてみるのもありだ。
まとめ:佐藤養助本店の雰囲気・味共に最高だった

江戸時代にタイムスリップしたような店内で食べる、伝統ある稲庭うどんは格別だった。秋田の山奥にあり、決してアクセスが良い場所ではないが一度行ってみる価値はありだ。
また「秋田まではちょっと遠い」という方には東京の銀座や福岡にも店舗があるので、そちらもおすすめ。僕も後で知ったので今度行ってみたいと思う。店舗一覧はこちら(佐藤養助公式ページ)から。
またアマゾンなどでも稲庭うどんを買えるようだ。便利な時代だ。
住所 | 秋田県湯沢市稲庭町字稲庭20 |
電話番号 | 0183-43-2911 |
営業時間 | 11:00 ~ 16:00 17:00 ~ 21:00(LO 20:00) |
予算 | 1000~2000円(1人) |
駐車場 | あり |
万延元(1860)年に創業された稲庭うどんの老舗。伝統の味は手作りにこだわり、喉越しの良い食感が特徴。総本店では工場見学と手作りの稲庭うどんも体験できる