中国のアップルと言われるXiaomiから6400万画素カメラを搭載した最新端末が登場。
日本参入も正式発表したXiaomi(シャオミ)。6.5インチ大画面でかっこ良くコストパフォーマンスに優れている。
カッコ良すぎる。これを2万円で造れる企業がようやくやって来ると考えるとワクワクして来ますね。 #Xiaomi #RedmiNote8Pro pic.twitter.com/t4oXdCtuu1
— DAIKING@ガジェットYouTuber (@DaikiUehara3) December 4, 2019
結論から言うと2万円台で購入できるとは思えない高級感。そしてゲームに最適なスマートフォンだ。

これは何のガジェット?:Xiaomiの64MPカメラ搭載スマートフォン
価格(税込):約25,000円〜
良いところ:64MPのクアッドカメラ、6.5インチ大画面、美しい本体デザイン
イマイチなところ:超広角カメラはイマイチ、ワイヤレス充電不可、動画が微妙

Xiaomi Redmi Note8 Proとは:64MPカメラ搭載

デザインが非常に洗練されており、ボディは4面が3Dに湾曲した手に快適にフィット。6.5インチの大画面かつ91.4%が画面のベゼルレスが魅力的。

SoC(スペック)にはミドルクラスのHelio G90Tゲーミングプロセッサが搭載。
オクタコアのゲーミングプロセッサでゲームに特化しておりSnapdragon™710よりも高パフォーマンスかつ放熱に強い設計に。RAM(メモリ)は6GBでROM(容量)も128GBと十分。
Xiaomi Redmi Note8 Pro 開封レビュー


Redmi Note 8 Proの化粧箱がこちら。中国のアップルと言われる通りシンプル。


付属品は18W(ワット)の急速充電器とUSB-Cケーブルが付属。またグローバルモデルだが、日本用コンセントへの変換プラグも同梱されていた。

取扱説明書と保証書もシンプルでよき。これがXiaomiの素晴らしいところだ、

Redmi Note 8 Pro用にケースも同梱。開けた瞬間からすぐに装着して使える。
Xiaomi Redmi Note8 Pro 外観レビュー
今回購入したのはパールホワイト。名前の通り真珠のような輝きが美しい色使い。
側面が3Dに湾曲しており、手にフィットするのはもちろん見た目も綺麗。

Redmi by Xiaomiの文字が印字。新しいロゴも馴染んできた。

側面は金属製でiPhone XやXsに似た質感。物理ボタンは右側面の音量ボタンと電源ボタンのみ。

充電端子はUSB Type-Cを搭載。ワイヤレス充電には非対応だが、有線で18Wでの高速充電に対応。
イヤホンジャックも搭載されているので有線派も安心、

背面にはクアッド(4つ)カメラを搭載。メインカメラは6400万画素の超高解像度プライマリーカメラ。
120°の800万画素超広角レンズに200万画素のウルトラマクロレンズと深度センサー搭載。カメラの一番下が指紋センサーという構造だ。
Xiaomi Redmi Note8 Proの6.5インチの大画面レビュー


外観の格好良さとこの大画面に惹かれて購入したのも大きな理由。
6.5インチのフルHD+ディスプレイで2340 ×1080の解像度を誇る。前回レビューしたMi A3と比べると画面の綺麗さが目立つ。

やはりゲームには画面の大きさと綺麗さは必須なので、ふだん使いにも十分すぎる。
画面下側に少しベゼルが見られるが、大画面で綺麗。色んなシーンで活用できそうだ。
Xiaomi Redmi Note8 Proカメラ性能レビュー:64MPと超広角カメラ


Xiaomi Redmi Note8 Proのウリはカメラ性能。6400万画素での撮影や、超広角カメラ、近寄れるマクロ撮影にも対応している。

写真撮影は64MPと分けられています。64MPだと少し重いのは予想どうりだった。

びっくりしたのはAIが自動で被写体を検知して、最適化してくれていた。
おそらくGoogleが入っているAndroidの強みで、AIの認識はiPhoneより上。条件が重なれば非常に綺麗に撮れる。
Xiaomi Redmi Note8 Proのクアッドカメラレビュー
Redmi Note 8 Proのクアッドカメラで撮影。AIで認識されシャープな印象を受けた。
6400万画素(64MP)でも撮影。正直この条件では違いを感じないが、拡大しても非常に細かい部分は綺麗。
しかし64MPは逆光に弱く少し暗め。

iPhone 11でも比較のために撮影。iPhoneは良くも悪くも見た通り撮れるのが特徴。
この条件下ではほとんど引き分けと正直違いはわからない。色合いはNote 8 Proがうまく撮影出来ている気がする。
Redmi Note 8 Proはマクロレンズ搭載で非常に寄りで撮れる。これは表現の幅が広がるので楽しい。
Redmi Note 8 ProとiPhone 11でカメラ比較
逆光の風景を撮影。少しノイズはあるがなかなかよく撮れているのではないか。
64MPだとやはり逆光に弱い。条件がうまく整うと非常に綺麗に撮れるが、割と光の変化には弱く敏感。
iPhone 11も暗めではあるが Note 8 Proと比べると、空の雲まで綺麗に映っている。
これは意見が分かれそう。Redmi Note 8 ProはiPhone11 と比べるとシャープで空色が暗め。
iPhone11は暖色よりで、明るい感じが目立つ。
Redmi Note 8 Proはこちらも少し暗めの青がかったて締まっている印象。iPhone 11は少し暖色で優しさを感じる。
どちらが好みかは人それぞれだが、iPhoneで見慣れているからかRedmi Note 8 Proは新鮮な感じがする。正直かなり良い勝負で甲乙つけがたい。
Redmi Note 8 Proの20MPインカメラもレビュー
6400万画素のアウトカメラに注目が行きがちだが、インカメラも実は2000万画素(20MP)と非常に綺麗。
iPhone 11も綺麗になったとはいえ、インカメラはやはり弱点。
Redmi Note 8 Proのインカメラはボケ具合も非常に自然で、ここはiPhoneに圧勝だろう。
手ブレ補正ないので手持ちだと振れますが、普通に綺麗。明日記事の動画バージョンアップ予定です。https://t.co/rgql5DWucX#RedmiNote8pro #xiami pic.twitter.com/DO6c2XFgsM
— DAIKING@ガジェットYouTuber (@DaikiUehara3) March 9, 2020
動画性能は普通に良いが、手ぶれ補正がないので揺れが気になるところ。
Xiaomi Redmi Note8 Proレビューまとめ

毎回のようにXiaomi(シャオミ)のスマートフォンには驚かされているが、2万円台で充分にiPhoneに近い役割を担える。
64MPカメラにはあまり期待しない方が良いが、普通のクアッドカメラとインカメラは十分に綺麗だ。
所有欲を満たしてくれる本体の美しさ、十分なカメラ性能とスペック。弱点はワイヤレス充電不可と動画はiPhoneに完敗だが、約4分の1という価格を考えるとかなり健闘していると言えるだろう。
Mi A3でピュアアンドロイドと48MPカメラもあり



カスタマイズなしの純粋なピュアアンドロイドが使用できるAシリーズもおすすめ。

こちらも価格は抑えめながら、48MPのトリプルカメラ、画面内指紋認証を搭載。
▶︎Xiaomi Mi A3レビュー。ピュアなAndroid Oneや超広角・48MPカメラが使える凄いスマホ
Mi Band 4と合わせて使うと最適



カラーディスプレイに対応した「Mi Band 4」もおすすめ。
格安の値段でApple Watchとほとんど同じことができる。シンプルでミニマルなデザインも良い。
Mi Band 4が快適過ぎです。
この親指ほどのサイズで基本的にApple Watchとほぼ同じ機能が詰まってます。特に通知は便利。60gという軽さに慣れてしまうと、腕時計が着けれなくなる(重く感じる)のがデメリット。Apple Watchの出番がなくなってしまった。#Xiaomi pic.twitter.com/8nIO3TaSW5
— DAIKING@ガジェットYouTuber (@DaikiUehara3) November 19, 2019
▶︎Xiaomi Mi Band 4レビュー。超小型・軽量で充電ほぼ不要なスマートバンド