皆さんはインドについてどんなイメージを持っていますか?
毎日カレー食べてる?みんなターバン巻いてる?(答えは記事の最後へどうぞ)
これらのイメージは実際かなり偏っています!
僕自身がインドに7ヶ月滞在した情報なども含め、
3つの理由にまとめてみました
世界最高峰の経済成長を肌で感じれる

インドはいずれ世界の中心になります。
インドの人口は現在約13億人で世界2位の規模。現在も年間に約1200万人以上増加しており、東京オリンピックが開催される2020年には中国を抜き去り世界1位になるだろうとわれています。平均年齢も25歳と若年層が多いのも特徴です。(中国の平均年齢は37歳)

ピンとこないかもしれませんが、毎年東京(約1300万人)がインドにできていると考えると分かりやすいと思います。
経済成長率も一時期は停滞していましたが、2015年は7.6パーセント(世界6位)と徐々に加速してきています。ちなみに日本は僅か0.5パーセント(世界160位)
自分は首都デリー近郊のグルガオン(新興都市)に滞在していましたが、とにかく成長がすごいです。その一方でビルの隣にはスラム街があったり、牛が道路を走っていたりと実際に行かないと感じられない部分も多々あります。
インド人との人脈ができる

インドに滞在して特に感じたのが、インド人の優秀さです。人口の多さゆえインドのトップ層は非常に頭脳明晰です。英語をネイティブ並みに操るのはもちろんのことそれに加え、2〜3つ言語を話すのは彼らにとっては普通のことです。
例えば、
僕のあるインド人の友人の例を挙げてみます。たまたまショッピングモールで声かけられて友達になったのですが(僕のことを中国人と思って声を掛けたそうです。)
彼は中国に4年間留学していたため、中国語はペラペラ、もちろん英語、そして母国語のヒンディー語とパンジャビ語(彼の地元の言語)を話します。
仕事は空軍のパイロットです。これでもって彼はまだ弱冠24歳。凄まじい。
あのシリコンバレーでもインド人がとにかく多いそうです。(シリコンバレーで起業した日本人の方から聞きました。詳細についてはまた後日。)
シリコンバレーの約3割のCEOがインド人とも言われています。
今日は簡単にですがシリコンバレーでも有名なインド人3名を挙げてみます。
①サンダー・ピチャイ(現Google CEO)
彼は比較的貧しい家庭で育ったようです。
②シャンタヌ・ナラヤン(現Adobe CEO)
世界最大のソフトウェア会社Adobe Systemsを率います。
①のピチャイや③のナデラともインドにいた時からの知り合いみたいですよ。
③サトヤ・ナデラ(現Microsoft CEO)
創業者ビル・ゲイツからも絶大な信頼を得ている人物。
ちなみに、以前は優秀なインド人はアメリカやオーストラリアに留学して帰国しない人が多かったのですが、最近はインドへ帰国する優秀なインド人が増えています。これはインド経済の発展や規制緩和によりインド国内でビジネスするメリットが増えてきているためです。
異文化適応力が付く

海外生活、特にインドでは試練の連続です。もちろんまだまだインフラ整備が十分ではないため、停電やネットが使えない、お湯が出ない等実際よくあります。最近ではUberなどのタクシー配車アプリも普及してきていますが、インドでは運賃の交渉が必須です。インドの環境で暮らせば世界のどこでも生きていけるのでは?と思うくらいです。
異文化適応力についてはさきほど出てきたシリコンバレーで起業した日本人方から聞いた話と繋がってくるのですが、この方も実はシリコンバレーに行かれる前にインドに半年ほど滞在されています。インドでの経験があったからこそアメリカの文化に適用できたそうです。アメリカもいろんな人種が混ざり合っていますからね。
僕自身も日本へ帰った際や他の国へ行くときに感じる時があります。単純に外国人に物怖じしなくなりました。だって向こうから見れば自分も外国人ですからね。
以上まだまだインドについて語ればきりがありませんが、それほど魅力的な国だということかもしれませんね。ネタもたくさんできるので旅行に行くだけでもオススメです。
クイズの答え合わせ
冒頭のクイズの答え合せです!(見てない人は最初に戻って見てください笑)
>インド人はカレーを毎日食べてますか?
Yes(チャイとともに毎日食べてます。食べ物は基本的に全部カレーの味がします。)
>みんなターバン巻いてる?
No(ターバンを巻いてる人はほとんどいません。シク教の人々だけ巻いています。シク教は人口の2%しかいません。)
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